【牛乳(乳製品)を勧めれない8つの理由と知っておいて欲しいこと】

分子整合医学の視点から見て、乳製品の摂取を控えめにすべき8つの理由と、知っておいて欲しいこと。


①カルシウムとマグネシウムのバランスが悪い。

カルシウムとマグネシウムはセットで働くため、1対1あるいは、2対1のバランスにするのがベスト。しかし牛乳100ml中には約110mgのカルシウムが含まれますが、マグネシウムは10mg程度しか含まれません。おまけに食事での栄養バランスが偏ってしまっていた場合、カルシウム過剰を起こし、骨の形成ができなくなる原因になります。


②カルシウムが体内で「悪玉化」する。

牛乳には動物性タンパク質が多く含まれるため、体内で余計な酸を作り出し、 骨を弱くします。弱アルカリ性の血液が正常な状態の私たちは、牛乳や肉などの酸性物質を過剰に摂りすぎると、血液は酸性に傾きます。

弱アルカリ性に戻そうとする反作用が起こると、骨や歯からカルシウムを溶かして血液中に送り込みます。これが「脱灰(だっかい)」が起きるメカニズムです。

脱灰とは蓄積されていたカルシウムが骨や歯から溶け出すので、骨を弱くしてしまう現象です。


③ミネラルのリンが多すぎる。

牛乳には、人間の母乳の6倍とも言われる大量のリンが含まれます。

リンはからだにとって欠かせない必須ミネラルではありますが、過剰摂取になると骨のバランスが悪くなると言われます。

また、牛乳中のリンがほかの食べ物に含まれる鉄と腸内で結合する と、鉄の吸収が阻害され貧血に繋がります。


④日本人は牛乳の消化が苦手。

牛乳には「乳糖」という糖分が含まれています。

乳糖は人間の母乳にも含まれていて、赤ん坊~1歳くらいまでは乳糖を分解する酵素のラクターゼを作れますが、アジア・アフリカ系の人は成長とともにこの酵素が減っていきます。

従って、摂取しすぎると酵素の無駄使いにもなります。

牛乳飲んでお腹をこわす日本人が多いのはそういうこと。腸に合わない人が多いのです。


⑤乳たんぱくがアレルギーやがんの原因になる。

牛乳に含まれるたんぱく質「カゼイン」が食物アレルギーを引き起こします。

カゼインががんの原因にも関係あるのでは?と言われています。

牛乳のタンパク質の8割を占めるカゼインは、粘り気も強く固まりやすい性質を持つため、腸から栄養が吸収されにくく腐敗しやすいで す。

そして、粒子が非常に小さいので、腸壁を素通りして血管内に入り血液を汚していくためカゼインは体から異物とみなされアレルギー反応を起こす場合があります。

この異物を体から出すために、皮膚からの排出の場合は湿疹やアトピー。呼吸器からの排出の場合だと喘息と言われています。


⑥ホルモン過剰の問題

牛乳には、子牛の発育に必要な成長ホルモンのほか、搾乳量を増やすための人工的な成長ホルモン剤などが含まれています。

また、出産後だけでなく妊娠中の牛からも搾乳することで女性ホルモンのエストロゲンが優勢状態に働きすぎてホルモンのアンバランスが起こります。


⑦農薬や抗生物質も取り込んでしまう。

乳製品の摂取をすることで、牛のエサとなる牧 草や穀物に使われていた農薬や、病気を防ぐために使われていた抗生物質を体内に取り込んでしまいます。


⑧製造過程で過酸化脂質が大量に発生。

市販の牛乳の大半は保存のために加熱殺菌が行われています。このとき乳脂肪が酸化し、過酸化脂質が大量に発生してしまうため、これが体の「サビ」の原因となります。


※上記の内容は牛乳だけに限った話しではなく、ヨーグルトもチーズも同じことが言えます。


ただし、知っておいて欲しいことは、製造元によってはここまでこだわって飼育をして品質にこだわっていますよということ。

一例がリンクの「あしの会」様。

ノンホモ牛乳(ホルモン剤不使用牛乳、遺伝子組み換え飼料不使用)という牛乳を販売されています。

※下記の3点の条件が整っている牛乳であればリスクは減るので牛乳が大好きな人には推奨します。

①牛にホルモン剤、抗生物質を与えていないもの。

②農薬の影響のない牧草と非遺伝子組み換えの穀物を餌に使用。

③健康な牛からとった牛乳で「低温殺菌」のもの。

※ご紹介している「あしの会」様と私とは何らご縁はありませんが、素直に共感できるポリシーで安心できるなという印象があったのでシェアさせて頂きました。

このこだわりをもって、30年企業であること、素晴らしいなって思えます。

ちなみに!

カルシウムは色の濃い野菜から摂ってみてください。 

例えば、ブロッコリーや小松菜、カラシナ、カブなどの葉です。

カルシウムだけでなく他のミネラルやビタミンも豊富です。

またワカメなどの海藻類もオススメで、カルシウムやマグネシウムが比較的取りやすい食材。

また、お菓子を食べるなら、できるだけアーモンド小魚やナッツなども摂りいれてカルシウムを食べるのもおすすめ。マグネシウム、鉄、ビタミンEの摂取もできますしね。

牛乳じゃないとカルシウムが摂れないワケではありません。

何でもバランスが大事なのです。

切り替えれるなら、国産大豆100%使用の豆乳に切りかえるのも方法のひとつ。


【セミナー告知】

ホルモンバランスの乱れを放置しておくと、乳がんの罹患の可能性が高くなります。ホルモンとは一生付き合いますから、最低限のことは知っておいてください。

8/21(日)12時~ 乳がんの裏側と真実~知っておくべき女性ホルモンのこと

inなんば

【内容】

乳がん検診をどうすべきか? 検診の裏側事情とウソ、ホントのところ

知らないと損!乳がんリスクを高める検診とは?

一生つきあうことになるホルモンバランスのこと

乳がんリスクを高める女性ホルモンとは?

抗ガン作用が働く女性ホルモンとは

予防になる食事や習慣を具体的に

更年期症状や骨粗鬆症の予防と対処法について

男性よりも女性の方が多い大腸がんについて

病気になるメカニズム、うつにならないライフスタイルと食事

体温と免疫、

環境健康学~避けることのできない重金属、環境ホルモン

解毒、デトックスの必要性

詳細はこちらから♪

関連書籍

関連書籍

関連書籍

マドケンブログ

Share The Community代表 /間所 謙治 未来のこどもたちのためにを理念に食育、栄養学、断食(ファスティング)、予防医学関連セミナー、講師活動。 大豆ミートの広島風お好み焼き~イベント出店、 大阪中心に精力的に活動中 現在はアメブロにて詳細更新中→http://profile.ameba.jp/madrumn/

0コメント

  • 1000 / 1000